尺側手根伸筋、尺側手根伸筋、尺側手根伸筋。
しゃくしょくしゅこんしんきん
しゃくしょくしゅこんしんきん
しゃーくしょーくしゅこんしぃんきん♬
ついつい気になってしまう。(-_-;)
吉本新喜劇 諸見里(滑舌悪い芸人)⤵️
不定期ですが会員の皆様に有益な情報をお届けします。
尺側手根伸筋、尺側手根伸筋、尺側手根伸筋。
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装蹄師さんもリモートワーク中です。
解剖研修でこんなことを学んでおります。の、第2回目です。
正直、装蹄師にとってそこまで知る必要はあるか?と聞かれると、どうでしょう??としか答えられませんが、
馬の肢の構造の一つなので、知っていても損はないかと思います。
今日のお題は、紛らわしい前膝上の筋肉の覚え方です。
※それでもかなりフワッとしておりますので、詳しいことは獣医の先生か直接本で調べてみて下さい。
~前腕部の筋肉~
馬の前膝の直上部、人間でいう腕(手首と肘の間)の筋肉です。
手持ちの本を何冊かひっくり返して確認してはみたのですが、正確には分かりませんでした。
恐らく概ね4種類の筋肉があると思います。
皆さんもご承知のように、人間の腕は2本の骨、撓骨(トウコツ)と尺骨(シャッコツ)で形成されております。
撓骨は撓む(たわむ)という意味で、尺骨は1尺(30.3cm)という長さを(測る目安)に由来するそうです。
2本の骨が捻じりながら交差をすることによって、肘から先や手首を内転、外転することができます。
腕の骨が2本だから、パチンコができるのです。
あるいは「ただいま~」とドアノブを回して家に入れるのです。
当然馬はその2本(撓骨、尺骨)が癒着し内転、外転はできないので、パチンコもできなければ、家にも入れません。
さて、この前腕部には4種の筋肉が付着しております。(たぶん4種類)
屈筋2種と、伸筋2種。(って教わったような気がします。)
橈側と尺側、それぞれに屈筋、伸筋。
つまり、撓側手根屈筋、撓側手根伸筋、尺側手根屈筋、尺側手根伸筋の4種類です。
手を握るのが屈筋、手のひらを伸ばすのが伸筋です。
では、撓側と尺側はどうなの??? と言うと、
親指側が撓側、小指側が尺側 となるそうです。
で、馬に置き換えると、親指側が頭、小指側がしっぽ向きで、手のひらは馬体の内側に向くそうです。
まぁ、人間の「気をつけ」状態と同じですね。
すなわち、肢の内側に屈筋、外側に伸筋という配列になります。
当然キッチリと4等分はされてないので、だいたいそんな感じです。
~裏切り者の話し~
本来は屈筋は関節を屈曲させるための筋肉で、伸筋は関節を伸展させるための筋肉ですが、この4種の筋肉のうち1つだけ裏切り者がいます。
伸筋の仮面をかぶった屈筋が一人います。
犯人の名前は尺側手根「伸筋」さんです。
尺側手根「屈筋」と、尺側手根「伸筋」は両方とも前膝裏の出っ張りである副手根骨に下端が付着し、両方とも共働して腕節の屈曲をしているそうです。
つまり、尺側手根伸筋は伸筋とは名ばかりの屈筋だったのです。
これは大変珍しいようです。
解剖学の名称って、働きで決めてるわけじゃないのね・・・。
ちなみに、副手根骨が後ろに飛び出てる理由は、
1つは関節の回転軸から離れた所に作用点?を持ってきた方が、力の伝わり方、効率がよいからです。
たぶんショベルカーのバケットと油圧シリンダーの関係に似てると思います。
また、関節の回転軸と作用点?との距離との関係は、頭蓋骨と頸椎、肘関節、飛節など不自然な出っ張りにも見られると私は思っております。(肘節、飛節はストッパーとしても出っ張っている。)
2つ目は副手根骨が後ろに出っ張ることにより、深・浅屈腱のガイドの役割をするそうです。
リール竿のガイドと同じですね、このガイドがあることにより、腕節が屈曲しても屈腱が前膝裏にしっかりとくっついていられるのです。
馬の身体ってよくできてますね~。
公獣協・上田会長、本会・藤平会長の尽力の下、関東装蹄師会の構成員は毎年地全協教養センターで行われる獣医師生涯研修に参加できる事になっております。
私は解剖(学)が好きなので、大石先生の解剖の講義でこんなことを教わりました。ということを今回は書いてみようと思います。
今回は筋肉と馬の肢の構造の基本についてです。
~筋肉~
どんな形の、どこの筋肉も基本構造である筋細胞は同一構造である。
長い筋肉は筋細胞が縦に長く並んでおり、伸び縮みの幅がたくさんあります。つまり、関節の可動域が多く取ることができます。
広い?筋肉は可動域は狭いですが、収縮力が強い筋肉です。
~肢の構造~
馬の上肢部は電車のパンタグラフのような構造になっており、重たい身体のショックを吸収、分散させるようになっています。
上から、屈→伸→屈・・・と規則的に屈曲方向が入れ替わっています。
後肢、球節のみが規則的ではありません。が、点線のようにはいかないのでしょうがありません。
~2関節筋~
馬の肢の筋肉は「2関節筋」になっています。
通常、関節と筋肉との関係は一つの関節を曲げるのに1対の筋肉(屈筋と伸筋)が付着していますが、馬は1対の筋肉が2つの関節をまたいで付着しています。(肩、尻から順番に)
2関節筋の構造によって、2つの関節を同時に曲げ伸ばししており、これが上から順番に2関節ずつ付着しているので、「連動」して動かすのを可能にしています。
連動させることにより、運動的にも、エネルギー的にも効率よく動かせるようになっております。
逆に言いますと、馬の肢の関節は「1つだけ」を動かすことはできません。
前肢も後肢も球節を屈曲させたければ前膝、肘、肩を、飛節、後膝、股関節をそれぞれ動かさなければいけません。
この「連動性」によって、逆に、受動的支持装置(前肢は上腕骨の骨頭、後肢は膝蓋骨(パテラ)という1か所をロックすることにより、筋肉を(あまり)使わずに立っている事ができるシステム)が可能になっているようです。
いや~~~
馬の身体って、本当に良くできていますよね~~。
~腸と蹄~
大腸を覗いて見ると、そこには多種多様な細菌が繁殖しておりそれは正にきれいなお花畑のように見えるので「腸内フローラ」と呼びます。
腸内フローラの内容はその人その人によって異なっております。
人間の場合集めると最大2キロ、100兆個になるそうです。
大腸ではビタミン、ミネラルの吸収のほか腸内フローラによって様々なホルモンが産出され、そのホルモンは身体の各部を良くも悪くも刺激します。
たとえば、幸福物質として有名な「セロトニン」はその95%が腸細胞で作られています。
しかしながら腸の働きやホルモンの作用の全ては未だ解明されておりません。
斉藤先生が言っているように、
疝痛 → 腸内細菌死 → 毒素 → 蹄葉炎(蟻洞?)
となっても何ら不思議はありません。
ではなぜ蹄には原因不明の蹄葉炎や蟻洞などが頻発するのでしょうか。
~表現型と遺伝型~
ここから先は思いっきり私見でございます。まるまる信じないでくださいね。
A、B、O、ABとは血液型です。
もう少し言うと、上記4種は「表現型」とも言われてます。
血液型にはこれとは別に「遺伝型」と呼ばれる分け方があります。
Å=AA、AO
B=BB、BO
O=O
AB=AB
Å、B型において、その原因(遺伝型)は異なるのに、病態は同じように見える(表現型)場合があります。
つまり、飼料、疲労、他の病気や炎症、物理的要因、細菌感染、ホルモンバランスの崩壊、ストレスなどが血液型の「遺伝型」で、その結果「表現型」として蹄葉炎、蟻洞、その他蹄の炎症になっているのではないでしょうか。
では、なぜ表現型として蹄に現れるのでしょうか。
~蹄は精密機器~
引き続き私見です。
蹄になぜ蹄葉炎や蟻洞などの不具合が出やすいのか。
それは恐らく、蹄は非常に繊細な精密機器で壊れやすいからではないか?というのが私の考えです。
・重たい馬体重を支える
・蹄を変形させて地面と馬体との緩衝役
・運動器としての衝撃に耐える
・酸素と二酸化炭素とのガス交換
・体重を支えつつ、蹄壁、蹄底を伸ばしている
・蹄機作用で血液を心臓に戻す
・熱い、冷たい、痛いなどの各種センサーがある
などが主だった蹄の役割ではありますが、一番すごいと思うのは、体重を受けながら、蹄骨の位置はそのままで、蹄壁だけを伸ばしているというところです。葉状層を形成しつつ。
蹄壁が伸びると同時に蹄骨も伸びて行くならばそんなに難しいシステムではないと思うのですが、蹄骨の位置はそのままで蹄壁だけを蹄骨面にそって滑り降ろしていく仕組み、しかも体重を支えながら。そこがすごいとおもうのです。
うまく説明できてますでしょうか?。
すなわち、蹄ひとつに課せられている仕事が多く、しかも繊細でもあるのです。
それはもうブラックですな。
様々な要因「遺伝型」が蹄に降りかかり、キャパシティオーバーや、ちょっとしたボタンの掛け違えなどにより「表現型」として蹄葉炎、蟻洞、その他炎症が生じるのではないか?と思っております。
腸は超大事な話。終わります。
~著者紹介~
おしゃべりな腸 サンマーク出版
ジュリア・エンダース(1990年・ドイツ産まれ?・医師)
(表紙写真)
帝王切開で産まれ、母乳を飲まずに育つ。
5歳で乳糖不耐症が現れ突然牛乳が飲めなくなる。
17歳ごろ原因不明の小さな傷が体中に現れ、主治医に神経皮膚炎と診断されコルチゾン軟膏を処方されるがあまり効き目がない。
自分でいろいろと調べて行くうちに「自分の病気は皮膚病ではなく腸に問題があるのではないか?」と考えた。
乳製品を絶ち、グルテン(小麦粉製品など)もできるだけ避け、さまざまな細菌(バクテリア)を体内に取り込むようになり、自分の病気にうまく対処できるようになる。
こう考えると、馬の原因不明の皮膚病ももしかすると腸、あるいは食べ物に問題の一因が隠れているかもしれません。
「細菌」の話しってなんだか小難しそうで面倒くさそうと思った人も多いかもしれません。
「もやしもん」というマンガをお勧めします。「細菌」が
身近になります。
~菌は意外と身近な存在~
ヒトも馬も他の動物たちも(植物も?)一つの生命体であると同時に菌の塊でもあります。、
皮膚は病原菌から身を守るための常在菌がいます。また、皮膚そのものも「垢」として剥がれ落ち、それによって病原菌を物理的に排除して体を守っているともいわれております。
ものすご~~い高い、ジェット機が飛ぶようなところにも、ものすご~~~い深い深海の底の底にも、ものすご~~~い寒い南極にも、ものすご~~~く熱い海底熱泉の湧いているところにも菌はいます。
盲目的な除菌、殺菌よりも、菌を知る事が大切です。
~菌と蹄~
蹄壁は剥がれ落ちないのに、蹄底は枯角として剥がれ落ちて更新されるのも恐らく病原菌を物理的に排除するためではないかと思います。
蹄叉フランも蟻洞も菌が関係しておりますが、まずは「清潔」と「乾燥」の徹底、その後に殺菌消毒剤の利用が有効だと思いますが、同時に盲目的な殺菌消毒剤の利用は馬自身にとって良くないと思うので獣医師などの専門家のアドバイスを仰ぎましょう。
私見ですが、治らない蹄叉フランもあると思います。
「清潔」「乾燥」「疲労管理」がなされているうえでの蹄叉フランであったり、匂いであるのなら、それは恐らく治らないのではないかな~~と思ます。
もちろん徹底的に対処すれば一時期は治るかもしれませんが、気を抜けば当然再発します。
なので、あんまり神経質にならないほうがよいのではないかな~と思います。あくまで私見ですが。
跛行をするほどの蹄叉フランは非常に稀で、もちろんそういった場合は治す努力が必要です。が、程度の低い蹄叉フランは命に係わる事ではないのであまり神経質にならなくても・・・と、思います。
あくまで私見で、「やることはやっているのに治らない」場合で、蹄叉フランの放置を推奨しているわけではございません。
また、過去に蟻洞で蹄底にエクイパックを充填したものを「臭くなったから(勝手に)取った」という事例がありました。
順番の問題です。
蟻洞と蹄叉フラン、どちらが命として危険でしょうか?。
確かに蹄底にシリコンなどを充填すると密閉(嫌気的)になった蹄叉は蹄叉フランになるかもしれません。が、命として危険なのは明らかに蟻洞のほうなので、まずは蟻洞に対して処置をして、蟻洞が改善してから蹄叉フランを治すのが理にかなっていると思います。
腸の超基礎知識
駒場学園時代のノート。家畜解剖生理学は大好きな科目でした。
中根先生大変勉強になりました。
小腸 ー 十二指腸、空腸、回腸
大腸 - 盲腸、結腸、直腸
からなります。
腸の主な働きは3つ。
・消化、吸収、排泄
長さ 馬ー30m 牛ー60m
容量 馬ー220ℓ 牛ー100ℓ
胃腸比率 馬ー1:20 牛ー1: 0.5 (胃:腸)
しかし、これは30年前のお話しです。
現在では、さらに、
免疫の80%をつかさどっている。
20種以上のホルモンを作り出している。
神経がたくさん集まっている。
などが言われております。とくに大腸の働きとして。
もう少し言うと
小腸は食べ物を最小サイズまで分解し、栄養源を吸収し、肝臓などへそのエネルギー源を供給します。
小腸のヒダ、絨毛、絨毛の絨毛を伸ばすと7kmにもなるそうです。(ヒトで)
大腸は小腸から送られてきた食べ物の残りを時間をかけてゆっくりと可能な限り完全に消化します。(平均消化時間16時間・ヒトで)
なお、う○ちの話しで恐縮ですが、
100gのう○ちの内訳は
80%=水分
13%=腸内細菌、はがれた腸粘膜
7%=食べかす
なんと、食べた残りはたったの7%だそうです。(ヒトで)
ちなみに馬のボロはだいたい3日前に食べた物だそうです。
「腸は第二の脳」と言われるほど実は神経がたくさん集まっており、また、ほかでは見られない特別な神経もたくさんあります。
「脳は意識を、腸は感情を支配している。」
と言われるほど、腸(特に大腸)はホルモンや神経を介して脳と密接に繋がっております。
つまり、緊張するとトイレが近くなったり、ジャンクフードを食べすぎるとイライラしやすいなど、心とお腹の関係はは意外と理にかなっているのです。
「迷走神経」
腸から脳に最速で情報を伝える重要な神経で、この神経は横隔膜をつらぬいて、肺と心臓の間を通り、食道にそって首から脳へと入っております。
腸と脳とが最もよく伝えあう情報は「ストレス」のようです。
先日行われました関東装蹄師会主催の馬学講座におきまして、大和高原動物診療所の斉藤先生が「腸は超大事!!」です!と力説されておりました。
そんな折に車の移動中に最近ハマっておりますyou-tubeでの「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」というラジオ番組(音声のみ)で「しゃべりな腸」(ジュリア・エンダース著、サンマーク出版)という本が紹介され、なんとなくつなげてみました。
馬は腸の動物、牛は胃の動物。
腸を知る事は馬を知る事になるかもしれません。
~そもそも腸は~
そもそも腸はあまり気になられていないかわいそうな器官かもしれません。
地球が出来て46億年、生物が現れたのが今からおよそ40億年前、つまり、生物は40億年前に消化器官である腸をすでにゲットしていたようです。
実は生物が「脳」を手に?頭に?入れたのは今からたったの5億年前ですので、生物的には脳よりも腸のほうが超大事!!なんですね!。
「腸は第2の脳」と言われているようですが、腸のほうが大先輩、生き物として生きる上ではだんぜん必要不可欠なのが腸なんです。脳は無くてもある意味生きていけます。
ホヤという海の生き物は生まれてしばらくは脳を持って海中を浮遊しておりますが、水温、餌場など安定したところで岩場に活着するとまず脳を食べてしまうそうです。
ミミズも昔は脳や目を持っていましたが、いらなくなったのですててしまったといわれております。
やはり、腸は超大事!!ですね~。
昨晩遅く、酔っぱらった同級生から電話が。
お?M野か?
珍しいな、こんな夜になんだ?どーした??。
眠い目をこすりこすり出て、
「誰?」って。
[(-_-;) おい。こっちのセリフだ。
酔っぱらっての間違い電話だったらしい。
( ´△`)
「わははは、ゴメンゴメン 酔ってんだよ❗️F田先輩に電話したんだけど、お前だった❗️。 また飲もうな❗️。」
[( ̄ー ̄)・・・ま、いっかー。
神様、どうかM野に天罰をお願いいたします。
m(__)m
最後に会ったのは門ちゃんの引退パーティーだったかな??。
同級生は9人いたけど、装蹄やってるのはM野と私だけ。
同級生は大事にしないとね~~。