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第19回 馬学講座 のお知らせ。

来年早々、毎年恒例の馬学講座を行います。

日 時  :  平成28年1月11日(月)祝日
         受付開始 15:30~
         開講    16:00

会 費  :  3,000 円  

場 所  :  グリーンアカデミーホール (馬事公苑至近)

講義内容 :  パート1 Dr.シゲの”馬の健康よろず相談室” (仮)
          講師 大和高原動物診療所 斎藤重彰先生

          パート2 楽しきかな! 馬のバイメカ研究 (仮)
          講師  日本装削蹄協会  青木修先生

馬愛好家の皆様のご来場を心よりお待ちしております。 m(_ _)m

尚、講義内容におきましては多少の変更があるかもしれません。

第68回 全国装蹄競技大会

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平成27年10月19~20日 栃木県宇都宮市の装蹄教育センターにて、
第68回 全国装蹄競技大会 が行われました。

関東装蹄師会からは平野、北澤両選手がエントリーいたしました。

平野選手は残念ながら予選通過できず、昨年総合4位の北澤選手は予選は通過したものの入賞は逃したようです。残念。

両選手ともお疲れ様でした。

競技会目指して頑張っている装蹄師さんを見ると、本当に頭が下がります。


来年も頑張って下さい。

教育センターに行ったついでで、餃子屋と大谷資料館にいきました。センターから車で10分程度なので、大谷石が好きで好きでたまらない人は是非足を伸ばして行ってみてください。

つかの間の・・・。

仕事中パタパタとわりとうるさめな馬が退厩したのが先週の水曜日。
┗┗(`□´) っしゃーーー‼‼。

翌木曜日、他の乗馬クラブで再会。
!Σ( ̄□ ̄;)はうっ‼

つかの間の喜びでした・・・。
(ToT)

あ~~ん???。

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この~~・・・  根性ナシがっ‼‼
\(`□´)

あ~~ん!?。

関東装蹄師会・クレイン装蹄師会合同競技会、研修会。

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平成27年6月12~13日、装蹄教育センター(宇都宮)にて関東装蹄師会とクレイン装蹄師会の合同競技会及び研修会が行われました。

1日目は合同競技会で、総合優勝はクレイン装蹄師会の伊藤さん、2位は同着で北澤さん(関東装)、舩橋さん(クレ装)でした。選手の皆さん、全国大会頑張って下さい。

合同競技会には若い選手の参加もあったようで今後が楽しみな大会となりました。

2日目は富山先生には大斜面蹄鉄の造鉄の、竹田先生には飾り蹄鉄の造り方のデモンストレーションを見せていただきました。

なんだか年々レベルが上がってきて、肩身が狭い今日この頃です。みなさん頑張って下さい。

合同競技会、研修会参加者の皆さまお疲れ様でした。また、お忙しい中会場や技術を惜しみなく提供していただいた教育センターの職員の皆様に心から感謝を申し上げます。

TRY & ERROR .

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写真は「ガウジ?」とか「グルーバー?」とかいう、釘節を作る際にそれを埋め込むのに蹄壁を削る道具である。

外国の装蹄師がよく使うが、最近では乗馬の装蹄師はわりと使っているようだ。

私はたまにしか使わない。

元来「コ」の字型になっているこのガウジだが、つまり、右手用と左手用が混在している。

つまりのつまり

片方しか使えないのだ。 もったいない・・・。

また、毎回握るたびに「?あれれ? どっちだっけ??。」となるのが手の遅い私の仕事をさらに遅くさせている。 きっとそのせいだ。

で、考えた。 あ!(電球点燈!)

捻じればいんじゃね!! 両方使えるし! 持つときも悩まずにすむし!!。

とある研修会の時、捻じってみた@宇都宮。

当時私はこの捻じって両方使えるようになったガウジを自慢した。 どうだとばかりに皆に自慢した!!!。

翌日の仕事先で満を持して・・・使ってみた!!。

ダメだった!!

捻じったところで左手用は左手用」のままだったのだ・・・。(ToT)

しかも使い始めは事態が把握できず、???と初めて玉ねぎを持たされたサルのごとく何度もクルクルと持ち替え・・・ ???????あれれ????・・・。

何でもやってみないとわかりませんよね~??。

わかりませんよね!!。 

正義の味方、装蹄師。 的話し。

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これも、昔やっていたブログの温め直しのネタで恐縮なのですが、やはり、土俵がかわっても伝えたいことはそんなに変わりませんので、やらせていただきます~。
m(_ _)m

その昔立ち読みしていたら偶然この「はじまりコレクションⅠ」という本に「蹄鉄」の項目がありましてので紹介させていただきます。

むか~~し、むかし(959年)、イギリスはカンタベリーの大司教で聖ダンスタンという方がいたそうです。

実はこの大司教、聖ダンスタンさん・・・さん?? 装蹄師でした。

ある日ダンスタンのところに一人の男がやって来て自分の足に蹄鉄を付けてほしいと言ったそうな。

見ると怪しげにひづめが割れています。(悪魔はひづめが割れているようです。西洋では悪魔のモチーフは牛ですからね~。)

ダンスタンはすぐにこの男が悪魔だと見破り、蹄鉄を付けるには体を固定しなければならないと説明し、悪魔を壁に張り付けてしまったようです。

そして・・・

わざとひどく痛いやり方で・・・

蹄鉄を打ち付けました・・・。

ひぃぃぃ~~・・・ 釘のマークを外側とか? 過削とか? 過度の焼き付けとか? 鉄頭狭いとか? 鉄尾が短くて蹄踵にめりこむようにしたとか? 側鉄唇をぎゅうぎゅうにキメるとか??? いったい、どんなことしちゃったんだい!? ダンスタン!!??。

その耐え難い痛みに、張り付けられた悪魔は助けてくれるように何度も、何度もダンスタンに懇願しました。

ダンスタンは悪魔に言いました。

「今後一切ドアに蹄鉄を掛けてある家には入るなえ。」 と。

そう固く誓わせて悪魔を解き放ったそうです。

以来、キリスト教徒は蹄鉄を尊重するようになり、魔除けとしてドアに掛け、それが魔除けと同時にドアノッカーになったようです。

蹄鉄って、昔からのラッキーアイテムだったんですね~。

よく乗馬クラブの会員さんから、蹄鉄の飾る向きについてきかれるのですが、私は鉄尾が上向きになる法をおススメしております。 外国の雑誌とかではよく鉄頭が上に飾られているのをみますけど・・・ 幸運やお金が「貯まる」とかで逆さがいいと思います。

蹄鉄があるとお金がたまるかは別問題ですけど・・・ 我が家には売るほど蹄鉄がありますが・・・ 貧乏ですっ!! (ToT)

これも温め直しです。なんかすいませんでした。m(_ _)m

はじまりコレクション Ⅰ いわゆる”起源”について
チャールズ・バナティー 著
日本実業出版社
1,550円(発売当時)
アマゾンのマーケットプライスででていました。

ネジ。

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(゜ロ゜;ノ)ノ‼‼
ネジ止めされとる!。

新しい…。

ネジをはずしたら、蹄底がパカッとはずれて蹄骨やらナビキュラーやらが見えるかも??。

あるいは単3電池が4本並んで入っているか???。

まぁ… 薄々はわかっておりましたが… 

なんともなくて良かったです。

ちょっぴりがっかり…。

新しい道具の紹介。

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先日リサイクルショップ(古道具屋)にて、半丸のヤスリをみつけました。

普通半丸ヤスリというと、金属用の目の細かい、細いものならホームセンターでも見かけるのですが、目の粗い、大振りのものは初めて見ました。

こいつは使える・・・。

鉄唇の座位を彫るのに・・・使える・・・。

実際に使ってみたら、なかなかに使い勝手がよろしいです。

ハーフラウンドのセンカンでつまんだ後に、肢を台の上にのせてシュッシュッ」・・・と・・・。

必要以上に蹄尖を鑢削することなく、鉄唇を据えこめます。

興味のある方はお試しください。m(__)m

新品を金物店で取り寄せてもらいました。

製造元 株式会社 石駒
木工ヤスリ
半丸
鬼目 250mm(刃幅) 柄なし
NITTO
3,000円程度

先輩にお遭いしました。

昨日福島県はいわき市の乗馬クラブで仕事をしておりましたら、体験乗馬らしき初老の男性が熱心にわたくしの仕事を見られておりました。

体験乗馬の人に装蹄を見られるのは珍しくも無いので、会釈程度で仕事をしておりました。

装蹄師会は今は茨城なの?と。

あ、今は栃木県の宇都宮にありますね~。私。

前は世田谷にあったんだよな~。と。

…???なかなかやりますな!? 事情通、只者ではござらんな…。

服部はしってるか?と。

服部先生なら知っておりますが、「服部」と呼び捨てにする人はめったにおりません。

俺、駒場(学園)で服部の1つ上だったんだ。

m(__)m  m(__)m  m(__)m
これはこれは大先輩!! 失礼しました。

装蹄コースではなく、畜産だったと。元馬術部。

名を内藤さんといい、函館で牛や作物やら農業を多角的にやっていたとのこと。
子供が農業を継がないので辞めて東京に帰ってきたが、(人の)住むところではないと親戚のいる福島にやってきたとのことでした。

私の師匠である山田さんとは同級生だったとか。

大変懐かしんでおられ、また、山田さんが3年ほど前に他界されたことをお伝えすると非常に残念がっておられました。

今の駒場は共学になって、あんなのは駒場じゃねー!。とも。同感です。m(__)m

この仕事をしていると、稀に不思議な縁を感じることがあります。ありがたいことですね~。(⌒‐⌒)

年賀状で服部先生と岩根先生に報告をします。

以上。m(__)m

内藤さんにお会いした昨日、4月15日は山田さんの正命日でもありましたことを加筆させていただきます。