2018年1月28日(日)、東京農業大学グリーンアカデミーホールにて
第21回 関東装蹄師会主催・馬学講座 が開催されました。
■富山拓磨先生:「愛馬の改装時期の目安と改装遅延のリスク」
■青木 修先生:「後肢の動きはオートメーション! -エンゲージメントの秘密ー」
富山先生には今年も物理学的数式をもとに非常に納得のいく解説により、具体的な数値で改装遅延の危険性を説明していただきました。
難しい事柄を難しい言葉で説明するのはそれほど難しくなく、難しい事柄を簡単(簡潔に)にわかりやすく説明するのは大変難しい作業だと思います。さすがですね。
また、最後におっしゃられていました。ともすれば学び研究するときには自分に都合の良い結果に偏りがちになってしまいます。
なるべく偏りの少ない目で情報を収集し、その断片的な情報をただ鵜呑みにするのではなく自分なりに租借、吸収、消化して欲しいと。(たぶん)
大変腑に落ちました。
ただ・・・ その滑らかで優しい語り口には微量の鎮静剤が・・・。
青木先生の今年の内容は主に「後肢」についてでした。
その情報の広さ、深さに今年も脱帽でした。書籍の紹介にも脱帽でした。
私的意見ですが、乗馬は後肢の動きが重要だと思っております。
馬学講座で青木先生の講義を聞くたびに、もう一度きちんと先生と生徒という形で講義をお受けしたいと思います。
年々内容が濃くなっているように思い嬉しく思います。