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独り言、ブツブツブツ・・・。

突然ですが・・・ 蹄哲学。
正解はわからないけど、とりあえず考えてみる。蹄のこと、馬のこと。
なので、蹄哲学。

乗馬ウマって、後肢だな~。 と、思います。

どちらかと言うとトモ肢って、業界的なセオリー?で軽く見られがちだと思うのですが、前肢は親方、トモは弟子の仕事とか、踏みかえができるから蹄葉炎や蟻洞になっても前肢よりもトモの蹄病は重大ではない。とか。

でも、最近は乗馬ウマって前肢よりも、トモ肢のほうが重要なのではないか?、と思うのです。もちろん前肢を軽んじるわけでは無いのですが。

前肢の単純なトラブル(超個人的意見です)、蹄底が痛ければパットやブリッジ、蹄葉炎や蟻洞で負重すると痛いなら充填材、腱が痛いなら休養とか?割りと解決しやすいと思うのですが、

トモ肢のトラブルは症状がイマイチ抽象的かつ、長く、すっきりとした解決法に乏しいと思っています。
踏み込みが悪い、とか、トモがついてこない、とか、違和感がある、とか。

トモ肢で意外と多いのは飛節のトラブル(飛節内腫・飛節内の骨瘤)が主に挙げられますが、他にも、背中や腰を震源地とした不具合がトモ肢にはあるのではないでしょうか?。

馬場馬術の運動なんかはほぼトモ肢に依存しているように思います(私は馬に乗れませんけど)、障碍を飛ぶのもトモ肢、高い障碍などでは恐らく着地の吸収もトモ肢に依存していると思います。

装蹄をしていて保定しづらい馬、フラフラする、体重を乗せてくる、逆に体重を全く乗せてこない、肢を落とすなどはどこかに「立ちづらさ」を内包していて、それはトモ肢にも原因があるのではないかな~~~・・・と、勝手に思っております。

トモ肢と馬銜と蹄鉄との関係を擦り合わせて行けたら、何となく、もう少し馬学が深くかつ、実践的になるのではなか?と、思っております。

大事なのは客観性だと思います。
長々と失礼しました。 
m(__)m

全国装蹄競技大会が開催されました。

全国装蹄競技大会が開催されました。

が、

今年は仕事が忙しく、資料写真を撮りに行くことができませんでした。

大変申し訳ございませんでした。
m(__)m

それではと日本装削蹄協会のHPに大会のリンクでも貼らせていただこうかと思いましたら・・・

競技大会の様子はアップされてなさそうでした。
(ToT)

重ね重ねお詫び申し上げます。
m(__)m

蹄のトラブルについての資料を頂きました。

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先日宇都宮の装蹄教育センター行われた関東装蹄師会の研修会の懇親会にて、ご同席させていただきました大西先生より杉田先生を紹介していただきました。

現在装蹄教育センターに飾られている「蹄のトラブル」という非常にわかりやすくまとめられているポスターの製作者でいらっしゃいました。

非常にわかりやすいのでポスターの写真をブログやフェイスブックに掲載してもよろしいでしょうかとお聞きしたところ、なんと、PDFデータを直々に送っていただけるとのこと。
※版権は教育センターにありますので無断転載はしないでください。
m(__)m

馬のことが大好きで、蹄のことを知りたいと思っている方々のお役に立てれば幸いです。

紹介していただいた大西先生、資料を送っていただいた杉田先生、掲載を快諾していただいた岩村教育センター長に深く感謝申し上げます。

関東・クレイン装蹄師会 合同競技会・研修会が行われました。

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平成28年6月12日(日)~13日(月)、宇都宮の装蹄教育センターにて関東・クレイン装蹄師会の合同競技会及び研修会を執り行いましたので報告させていただきます。

関東・クレイン装蹄師会を中心として、日本装削蹄協会、NAR、西日本装蹄師会、JRA、さらには台湾からも参加者が集い総勢22名のワールドワイドな競技会となりました。(含・自称世界の伊藤)

判断、造鉄(07タイプ)、装蹄(05タイプ造鉄)の3種目で行われ、総合優勝は我らが関東装蹄師会の北澤範文選手でした。

北澤選手は造鉄、装蹄の2部門で部門賞を獲得しております。

判断競技の部門賞はクレイン装蹄師会の羽石登選手で、ほぼ満点に近かったとのことでした。

総合2位は(世界の)伊藤選手(クレイン)、3位は舩橋選手(クレイン)でした。

竹田先生の総評では、ミスはほぼ同じで釘孔にあるとのこと、上位チームはレベルが高いとのことでした。

2日目は森先生による骨の疾病(蹄軟骨化骨症、飛節内腫など)についての解説、関東装蹄師会・会長の藤平会長による経営セミナー(節税と老後対策)について講義していただきました。

蹄軟骨化骨症はなぜ?? カルシウムが軟骨に沈着するのか ??

体内にはカルシウムが常にあり、損傷などで組織が死ぬとその部分にカルシウムが沈着するとのことでした。(確か・・・)

つまり、蹄軟骨が化骨して蹄軟骨化骨症が発症するというよりも、先に蹄軟骨に何らかのトラブルがあり、組織が壊死し、その組織にカルシウムが沈着した結果が蹄軟骨化骨症だと言われ始めているとのことです。

飛節内腫の「内」は飛節の「内側」ではなくて、「内部」の「内」なので飛節内部の骨瘤だとのことでした。飛節は7~8個の骨で形成されている複雑な関節(骨体?)なので、「ヒナイ」ができる場所は特定しづらいと思います。

藤平会長には日頃見落としがちな「保険」、「国保」や「年金」の仕組みの解説、それを踏まえて老後や節税、経営パターン(個人事業主か法人化か?)をどうするか?細かいシュミレーションを交えてわかりやすく説明していただきました。

装蹄の業界の更なる就労環境整備が必要で、それが、ひいては自分のためになる。    と、おっしゃっていたと記憶しております。すいません。

ほかにも半自動溶接機のデモンストレーションや夜の研修会(懇親会)もあり、今回もまた盛りだくさんな2日間でした。
(もっと夜の研修会は流れたようです。)

~鉄子の部屋~

違うの 違うの❗❗。

鉄に遊ばれてるんじゃなくて

遊んでやってんのよっ❗❗❗

(゜ロ゜;

鉄子の部屋。

(`ロ´;)
ちょっと❗❗

なんで仕事が終わるタイミングでみんな居なくなるのよ❗❗。

さっきまであんなにたくさんうろうろしてたじゃない❗❗。

隠れたわね❗❗。

ちょっと すたっふーー (`|0|´;)

すたっふーー❗❗❗  (`|0|´;)

~鉄子の部屋~

あ~・・・ も~ 飲み過ぎたわ~~(ヒック)

・・・ったく じょーだんじゃないわよ・・・

愚痴の一つも言いたくなるわよ・・・。

何で 裏掘って、蹄壁はボロだらけ???

釘節見えるくらいキレイにしてから連れてきなさいよ。

あ~ 飲み過ぎたわ、それじゃアタシ帰りまーす。

 ※このコーナーに登場する人物、出来事は全てフィクションであります。

お疲れ様です。

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お仕事ご苦労様です。

こう見えちゃったら危険なサイン、あなたは疲れております。。
d ( ̄▽ ̄;)

さあ❗前垂れを外して、道具をしまって・・・

Let’s Go❗ Orion st.❗❗

鉄床の作り方 など。

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そろそろ鉄床を作りたい・・・

そう思ったあなたに朗報です。 こちらの本に紹介されていました。

かくまつとむ著
「鍛冶屋の教え」 小学館文庫

① 5~6人集めます。
② 河原へ連れていきます。
③ フイゴを2台河原にセットして火を起こします。
④ 1つ10kgくらい(予想)の地金の塊を3個くべます。
⑤ 2つが赤くなったら、接合面に乾いた砂をまいて、合わせてバンバンたたきます。
⑥ 同じ要領でくっついた2つの塊の底にもう一つくっつけます。
⑦ これでおおむね30kgです。
⑧ 上面に土台より少し大きめの玉鋼(和鋼)をつけ、四方を畳むように折り曲げ囲みます。
⑨ 頭の部分を焼いて、みんなで川に運び入れ焼き入れ完了です。
⑩ みんなで祝杯をあげ、出来た鉄床は独立する弟子に持たせます。

さあ! レッツトライ・アンド・エラー!!

今度の研修会の研修内容に推してみようかな~♪。
  ※ 角のあるタイプの鉄床ではありません。
  ※2 写真2枚目のハチノスの上にある四角いブロックが野鍛治の鉄床です。

フイゴというのは「降り子・フリコ」からきていて、天からいただいた大切な道具だそうです。

天から落ちてきたときにミカンの木に引っかかっていたので、フイゴ祭りの時にはミカンを撒く風習があるそうです。

むかーーし むかしは、「米と鉄」を持つ者が強かったそうです。
つまり、「保存食料」と「武器・農具」です。

その一端である「鉄」を自在に操れるようにしてくれた「フイゴ」は昔から有り難いものだったようです。
 d (`ヘ ´ )

総会がありました。

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昨日(平成28年2月27日)、第19回 関東装蹄師会総会が行われましたので報告します。

場所:ホテルエルシィ八王子

主な内容

 1.平成27年度事業報告

 2.平成27年度収支決算報告・監査報告

 3.平成28年度事業計画(案)
   ① 日装通常総会の出席について
   ② 装蹄技術向上研修会の開催について
   ③ 関東・クレイン合同競技会の開催及び、全国装蹄競技会の参加について
   ④ 馬学講座の開催について
   ⑤ その他
 
 4.平成28年度収支予算(案)

 5.その他

出席者21名、委任状17名分で成立となりました。

平成28年度も頑張って行きましょう!!。