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関東・クレイン装蹄師会 合同競技会・研修会が行われました。

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平成28年6月12日(日)~13日(月)、宇都宮の装蹄教育センターにて関東・クレイン装蹄師会の合同競技会及び研修会を執り行いましたので報告させていただきます。

関東・クレイン装蹄師会を中心として、日本装削蹄協会、NAR、西日本装蹄師会、JRA、さらには台湾からも参加者が集い総勢22名のワールドワイドな競技会となりました。(含・自称世界の伊藤)

判断、造鉄(07タイプ)、装蹄(05タイプ造鉄)の3種目で行われ、総合優勝は我らが関東装蹄師会の北澤範文選手でした。

北澤選手は造鉄、装蹄の2部門で部門賞を獲得しております。

判断競技の部門賞はクレイン装蹄師会の羽石登選手で、ほぼ満点に近かったとのことでした。

総合2位は(世界の)伊藤選手(クレイン)、3位は舩橋選手(クレイン)でした。

竹田先生の総評では、ミスはほぼ同じで釘孔にあるとのこと、上位チームはレベルが高いとのことでした。

2日目は森先生による骨の疾病(蹄軟骨化骨症、飛節内腫など)についての解説、関東装蹄師会・会長の藤平会長による経営セミナー(節税と老後対策)について講義していただきました。

蹄軟骨化骨症はなぜ?? カルシウムが軟骨に沈着するのか ??

体内にはカルシウムが常にあり、損傷などで組織が死ぬとその部分にカルシウムが沈着するとのことでした。(確か・・・)

つまり、蹄軟骨が化骨して蹄軟骨化骨症が発症するというよりも、先に蹄軟骨に何らかのトラブルがあり、組織が壊死し、その組織にカルシウムが沈着した結果が蹄軟骨化骨症だと言われ始めているとのことです。

飛節内腫の「内」は飛節の「内側」ではなくて、「内部」の「内」なので飛節内部の骨瘤だとのことでした。飛節は7~8個の骨で形成されている複雑な関節(骨体?)なので、「ヒナイ」ができる場所は特定しづらいと思います。

藤平会長には日頃見落としがちな「保険」、「国保」や「年金」の仕組みの解説、それを踏まえて老後や節税、経営パターン(個人事業主か法人化か?)をどうするか?細かいシュミレーションを交えてわかりやすく説明していただきました。

装蹄の業界の更なる就労環境整備が必要で、それが、ひいては自分のためになる。    と、おっしゃっていたと記憶しております。すいません。

ほかにも半自動溶接機のデモンストレーションや夜の研修会(懇親会)もあり、今回もまた盛りだくさんな2日間でした。
(もっと夜の研修会は流れたようです。)

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