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懲りずに飛節の話し シーズン2.

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個人的に、飛節ってこういうのじゃないの??。
と思っております。

参考動画
https://www.facebook.com/TimelineNews.tv/videos/2287531114805616/
FBの人じゃないと見えないかな??。

自分の体重と腱の弾発力とを利用して、効率的に走る感じ。

動画のブーツのモデルはダチョウの足ですが、ダチョウがこのシステムをもってて、馬がもってないはずが無い‼️。
(個人の意見です)

これも個人的意見なんですが、

肢の筋肉について、個々の筋肉の特性を考えるより、
「ポン❗️と着いて、ポン❗️と反回する」的な、
一つのタイミングで全ての筋肉が半自動的に動くので、
考え過ぎるのはどうかと・・・思っております。
伝わったかな???。

個々の関節の可動域はあまりコントロールできないのではないかな~??と、思います。

おしまい。m(_ _)m

蛇足ですが、形の話しからすると、
飛節と肘節が似ていると思ってます。ので、
肘節にも同じような働きが内包されているといいな~
と、思っています。
m(_ _)m

飛節似てるの話し。 飛節の話しシーズン2。

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前肢の跛行より後肢の跛行のほうが厄介だと思っております。

ある日飛節の踵骨滑車の車軸が肢軸のそれとはズレているのに気がつき、ここに後肢の跛行のヒントが隠されているのではないか??と、思い飛節に関して考えています。

陸上競技用の義足に飛節を感じました。

形態が非常に似ていると私は思いました。

青木先生がおっしゃっている
「馬の動きはホッピングである。」
というのに繋がると思っています。

ある日偶然テレビでやっていた競技用義足の話しをダビングした写真です。

昔の競技用義足と現在のとでは形状が異なっています。

形が変わったことによりストライドが伸びました。

また、参考動画を見ていただけると良いのですが、
両足義足のアスリートの人が、
膝から下は競技用義足を装着してますが、
膝から下には筋肉が無いのに、走り出し、加速し、トップスピード、減速、ストップという一連の動きを可能にしております。

飛節から下に筋肉が無いのは馬も同じなので、どこか共通点があるのではないか??と思っています。

もちろん競技用義足をデザインした人は馬の後肢を意識したわけでは無いのでしょうが、機能的に突き詰めた結果似た形状になったのではないでしょうか???。
(私的意見です。)

馬は競技用義足の様に、腱の弾発力と自分の体重を利用して(飛節は伸ばしたまま)走っているのではないかな~・・・と、考えています。(キャンターまで)

まぁ、日々、こんなつまらない事を考えております。
m(_ _)m

参考動画 https://youtu.be/10Dxrr5z9lg

懲りずに飛節の話し。 シーズン2

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せっかく2/3くらい書けてたのに・・・
不安定なPCをだましだましさだまさし。(すいません、かなりやる気が・・・)。

何度も同じことを書いているかもしれません。

飛節の距骨滑車の車軸と肢軸との不自然なズレについてです。

個人的には「飛節は曲げたくない関節のためにわざと軸をずらしてある」と仮説をたてております。
肢をピンと伸ばした方がホッピングで走りやすいとお思うからです。
(たぶんキャンターまで)

が、

写真を見ると、単純に「骨の配列がそうだから」ということもうなずけます。
つまらんゴールだけど。

飛越時の写真を見るとあのバイクを思い浮かべます。

YAMAHA トリニシィ125

前が2輪のトライクル?。

前輪は回転運動、舵取り、転倒防止のバランサー。
後輪は推進力。

馬の後肢も同一軌道を描くことによって、効率良い推進力を得るためにこんな骨の配列になっているのでしょうかね~。
(この答えにはロマンが足りない)

まぁ、科学者として異なる意見も紹介しないとねと思いまして。

どうでしょうか。

参考動画 https://youtu.be/5xP-jp7FcS0

前輪の片輪ずつ凸凹に対応します。

え!? (  ̄▽ ̄)

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先日の新橋での役員会で、

会場が初めての場所でわからなかったので、 

新橋駅からGoogle Mapのナビで探し探したどって行ったら、

「目的地は左側です、お疲れさまでした。」と、言われて

振り向いたら、

ここでした。

え? いいんですか~~
(  ̄▽ ̄)

あれ? もしかしてN山さんも来てたりして???。

令和2年 関東装蹄師会 役員会 を行いました。

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令和2年 11月 13日(金)

日本中央競馬会 新橋分館 
 日本装削蹄協会 会議室におきまして

関東装蹄師会 理事会を行いました。
参加者は役員、理事合わせて9名でした。

主な議題は
 ・令和3年 通常総会について
 ・令和3年 役員改選について
 ・馬学講座、研修会、競技会の中止
 ・公獣協 生涯研修会への参加中止

 などでした。

コロナで色々な行事が軒並み中止になっております。
体調管理に気を付けて下さい。
 

5G。

5Gより、5じじい。

5人のじーさんを大切にしようと思う。

先人の経験には勝てません。m(_ _)m

もう一度お願いします。

キレイな人が歩様検査で曳馬をしてくれたら。

すいません💦 もう一度お願いします。
アナタに見とれてました。
d(  ̄▽ ̄;)

と、言ってみよう。

解剖研修でこんな事を学んでおります。ー4

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最後はやはり、シャロン・メイ・デイビス先生の解剖セミナーです。

何度もこすり倒しているネタで恐縮です。

馬の運動の基本の「キ」、馬の立ち方の話しです。

我々装蹄師や獣医師だけではなく、ライダー(特に馬場)の方々も知っておくと良いのではないか??と個人的には思っています。

~ パテラ・ロック について ~

シャロン先生の解剖セミナーでは他にも色々と学びましたが、やはりこのパテラ・ロックが一番印象的でした。

馬には(立ったまま寝れる草食動物)長時間立っていても疲れない身体の仕組みがあります。

四肢の安定機構(Stay Apparatus・ステイアパラタス)といいます。

前肢には受動的支持装置(体重を受ける事によって体を支える仕組み)があることは前回か、前々回かでお話ししたと思います。

今回は後肢で、パテラ・ロックと言います。(正式名称かはわかりません)

馬は膝蓋骨を動かしてロックさせる、後肢が1本の丸太のように「ビーーン」と伸びて動かなくなります。

シャロン先生の解剖セミナーではグニャグニャの肢がロックしてピーーン!!となる状態を実際に体験できます!!。それがスゴイ!!。

前々回かその前かでお伝えしたように、馬の肢は2関節筋になっており、肢関節は全て(前は肩関節以下、後ろは股関節以下)が連動して動きます。

すなわち、股関節だけとか、飛節だけとか、球節だけとかを単体で動かす事ができません。

連動しているがゆえに、1カ所を止めると止まる仕組みになっているようです。

そのストッパーが膝蓋骨になってます。

大石先生のお言葉をお借りしますれば、「骨学的に」非常にかっちりと止まります。(前肢は後肢ほどカッチリとは止まりません。)

私はこのパテラ・ロックのカッチリとした支持機構を是非とも体験していただき、
「え!? 馬のトモってこんなにスゴイの!?。」
と、体感して頂きたく願っております。

こういう基礎的な事柄の積み重ねが、その後に来る常歩、速歩、駈歩、ギャロップなどの運動学への確たるアプローチになると思っております。

「その跛行は俺じゃない」と思う事が多々あります。

しかしながらそれを反証することは大変困難です。

解剖研修、セミナーに参加し、わずかな「事実」だけを積み重ねていく事で責任範囲をもう少しクリアーにできれば、将来的にはチームの一員になれるかと思ったりします。誰かが。

写真をトリミングしたかったのですが、PCの具合がダメダメでできませんでした。
スイマセン。

買い替えかな~。

解剖研修でこんなこんなことを学んでおります。-3

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暑いので、本日はデスクワークです。

解剖研修でこんなことを学んでおります。
の、3回目です。

お題は、「受動的支持装置」です。(前肢)

平たく言いますと、前肢が体重を受ける事によって筋肉をあまり使う事なく立っていられるシステムのことです。

つまり、立っていてもあまり疲れない。

つまりのつまり、立ったまま寝れるのはこのシステムを持ち合わせているからだと言われております。

~受動的支持装置~

馬の肩甲骨と上腕骨の間、肩関節(馬で言うと肩端とか、胸前でしょうか)部分に腱製の繊維が硬くなった?種子骨(種子骨様骨?)があります。
 ※角度が急で負担がかかる関節には(必ず?)種子骨が存在するそうです。

ちなみに、今回の肩関節の種子骨は
fibrocartilaginous segment っていうやつだと思います。日本語は見つかりませんでした。

まずは、

① 種子骨に上腕骨の中間結節(たぶん)という3つある出っ張りのうちの真ん中の出っ張りを種子骨にひっかけます。
種子骨側のくぼみはものすごくわずかで、本当にこれでひっかかって、体重を支えきれるの?? と、おもうほどわずかな凹みです。

② 種子骨に上腕骨の中間結節がひっかかったら、(たぶん首を前に出して)体重を肩に乗せるそうです。
私が個人的に思ったのは、後肢を片方浮かせて立つ馬はもしかすると体重を前にかけたがっている(受動的支持装置を使いたがっているのではないか??)というのがあります。

③ 肩甲骨に体重が乗ると肩甲骨が回転し、その影響で上腕二頭筋が引っ張られます。(収縮ではない)
上腕二頭筋に付着している撓側手根伸筋もそれにつられて上方に引っ張られ、前肢を支持固定するそうです。

馬の身体って本当に良くできていますよね~~。

馬はアシを伸ばすのが構造的に得意な動物だと私は思っております。
結果、馬学講座で青木先生も仰ってましたが、「ホッピング」のように動くのではないかと思っております。

ここで疑問に思うのは、

種子骨と上腕骨の凹と凸の関係(ひっかかりの関係)が非常にわずかである、シビアであるということです。

もしかすると、この「受動的支持装置」がなんらかの外傷などで破綻している馬たちがいるのではないか??と、思うのです。

受動的支持装置が破綻していれば当然「立ち疲れ」があり、それをかばう「立ち方」「肢勢」が後天的にでているのではないか??

不同蹄の平蹄はその負の産物ではないのか??
などと思ったりもします。

この疑問を携えて、次回の解剖研修に臨みたいと思っております。

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