第25回 馬学講座
2025年(令和7年)1月11日(土)13時〜
東京都世田谷区の
東京農業大学グリーンアカデミーホールにおきまして、
第25回 関東装蹄師会主催 馬学講座
が行われました。
講師は斉藤先生、富山先生でした。
跛行診断、不同蹄、白内障、蹄葉炎、蹄癌と多岐にわたり分かりやすく教えて頂きました。
不同蹄は、不同蹄「でない」(蹄角度・大きさ同じ)馬匹は2,000頭中で2頭しかいない。と、データがあるそうです。
原因としては幼駒からの餌(草)食べる姿勢(グレイジングスタンス)等が挙げられるようです。
体重の多くかかる蹄は大きく、そうでない方の蹄は小さくなる傾向があります。
蹄癌においては、ここ数年増加傾向にあり、その原因菌の一つである梅毒(スピロヘータ)(トリパネーマ)が人間でも感染の拡大傾向にあり、それと何かしらの関連性があるのではないか??との指摘がありました。
尚、蹄癌を発見したら、その拡散を防ぐために、迅速に獣医師に報告してもらいたいとのことでした。
年始めのお忙しい中、沢山のご来場ありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします🙇。