- ブログ 最新情報 -
肩関節が潰れないのはなんでだろう?。
まぁ、大した事ではないんですけど・・・
気になったので、記事にしてみました。
単なる思いつきですので、テキトーに流して下さい。
m(_ _)m
ただ、小さな事象の積み重ねが大きな問題を解決すると思っております。
ふと、ある日思ったのですが、
馬の前肢は肩甲骨でその前駆の体重を吊り上げつつ支えていると思うのですが、
よく潰れないなぁ・・と。
小さめですが、体重400kgの馬として、
前後比 を 6:4 として、240:160(kg)
静止状態でこれだけの体重を支えているわけですが、骨格としては肩関節の所にサスペンションの関係上でしょうか「く」の字型角度があり、重いモノを支えるのに不都合ではないか?? と、思うのです。
前駆は上行胸筋によってハンモックのように吊り上げられているそうです。肩甲骨を起点として。
肩甲骨と上腕骨との間につっかえ棒があればいいのに・・・( ´△`)
そう考えると肩関節にものすごい負荷がかかっていると思います。
個人的に考えたのは・・・
肩甲骨ー上腕骨を上下に開く方向に何らかの力が慢性的に働いている。(のではないか??)
それは、(屁)理屈で考えると「上腕頭筋」が力の方向としてはかなっている。(のではないか??)
あるいは、
肩関節の関節面そのものに肩甲骨ー上腕骨の角度を楽に保持すべく仕掛けがある。(のではないか??)
ということです。
コロナが一段落し、解剖研修がありましたら是非チェックしてみたいところです。
皆さん、馬の前駆体重を一手に引き受け支えている肩甲骨さんに日々感謝しましょうね。
あと肩関節さんにもね。
m(_ _)m
「ちょっと馬を歩かせてみて」と言われたら。
もし、装蹄師さんに「ちょっと馬を歩かせて」と頼まれたら。
大体の人は大丈夫なのですが、たま~にどうしたらよいのか分からなさそうな人がいらっしゃいますので、装蹄師からのお願いです。
コンクリートやアスファルト敷きの平らで、そこそこ直線距離が取れる場所を見つけて、
「真っ直ぐ」、「スタスタ」歩かせてください。
つまり、装蹄師としては、蹄が着地する瞬間を主にチェックしたいのです。
写真はやや外側が先着してます。
私個人としましては、100%の馬が平坦踏着(とうちゃく)を望んでいるのか??と思っております。90%くらいでは??。
馬をまっすぐ歩かせるコツは、曳く人がまっすぐ歩くことです。
遠くに目標を置いて、それに向かってまっすぐ歩けば、自然と馬もまっすぐついてきます。(多少の蛇行は大丈夫です)
また、ある程度のスピードがないと逆に馬が痛い部分をかばったりするので、なるべくスタスタと早めの常歩でお願いします。
ほかにも、肢のふり方や、体重の乗せ方、蹄の反(かえ)し方、首のふり方などがスムーズかどうかとかも見ます。
場合によっては小さく回転させたり、8の字に回したり、速歩で曳いてもらったりもします。
もし、装蹄師さんに「ちょっと馬を歩かせて下さい」と言われたら、上記の事に気を付けて、ご協力よろしくお願いいたします。
m(_ _)m