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飛節の仮説。

アップロードファイル 138-1.jpgアップロードファイル 138-3.jpgアップロードファイル 138-4.jpg

 しつこいようですが、これは個人的な勝手な見解です。

 さて、なんで距骨滑車が肢軸に対して斜めなんでしょうか??。
 その不自然さを自分なりに考えてみました。こういうことを考えるのがたのしいのです。

 「いや、そういう骨格だから。」と言われてしまうとそこまでなんですけど・・・。
 確かに飛節から管骨が屈曲、集合してますね。(1枚目の写真)
 でも、それで終わるとロマンが足りないんですよね。

 ちなみに、この飛越をしたから撮影した写真を見て私が思ったのは、前が2輪の3輪バイクに似てるな・・・という事でした。

 前肢で走行中のバランスをとり、後肢は身体の中央軸に集めることによって、推進力の効率化を図るためかと思います。

 それはさておき。

 なんで斜めなんだろう?。

 関節の角度をぐぐぐぐっと曲げる進化の過程は大変だったと思います。
 ウマはわりと早い段階で距骨滑車のナナメ化を獲得していたようです。(なにヒップスか忘れましたが、府中の競馬博物館の展示で見ました。)

 なんでこんな不自然な・・・?
 なんでこんなに曲げにくい・・・?

 曲げにくい???

 あ、

 曲げたくないのではないか?な??。

 ~勝手な仮説~
 「飛節は曲げたくない関節なのではないか?。」

 考えることは楽しい事です。続く。

 では、よい休日を~。

 そう言えば、競馬博物館では撮影禁止だったので、メモ帳にスケッチしていたのをおもいだしました。

 非常にざっくりとしたスケッチで大変恐縮ですが、メソヒップスからすでに距骨滑車は斜めになっているようです。