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距骨滑車の軸が斜め と、ホッピングと、ポインティングと、バネ化。

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先日は合同競技大会お疲れ様でした。m(__)m

長くなってきましたので、空想仮説教室はこの辺で終わりにしたいと思います。

「ホッピング」についての補足説明です。

「馬の肢の動きはホッピングのようなものである。」とは、当会主催、馬学講座での青木先生のお言葉です。

は・は~~~~ん!!

馬の距骨滑車の軸が斜めなのは
・パテラロックに見られるよう肢を(半自動的に)伸ばすシステムがある。
・肢をピーーン!!と伸ばして(飛節を曲げずに)弾むように動く。(キャンターまで)

上記のことから、私は、

「馬は肢をバネ化して走っている(常、速、キャン)。」と、

勝手に考えました。

つまり、

たくさんある肢のパーツを、ポインティングという働きを利用し、一体化(1本の棒)のようにして、腱の弾発性(球節、肩・後躯関節)を利用して動いているのではないかな??と。
この状態の事を勝手に「肢のバネ化」と呼んでいる。

青木先生の授業を受けていれば「ポインティング」は習っていると思います。
稚拙ながら高校3年のノートを掘り起こしてきました。(30年前ですね)

簡単に言いますれば、肢の先端にある蹄骨の上側を走る総指伸筋腱および、下側を走る深屈筋腱を、蹄の着地寸前に両方をピン!!と緊張・収縮させ、骨と骨との隙間を密着させ、着地に備えるというシステムです。

私は、この作用は、単に着地のための準備だけではなく、肢をバネ化するための働きがあるのではないか??と思っております。勝手に。

さらに、余談ですが、前にも言ったように、
「前肢にあるものは後肢にもあり、後肢にあるものは前肢にもある」
の勝手な公式により、

ポインティングは後肢にも存在すると思っております。

ポインティングってこういう事ではないかな~???と、おもちゃを用意してみました。

中にゴムが仕込まれていて、グニャ~とピン!とを繰り返すやつです。

バラバラだったパーツがゴムの弾力性で一体化してピン!!と立ちます。

なんども言いますが、これは個人的な発想なので、「あ~そうですか~」くらいで適当に聞き流して下さい。

馬は肢をバネ化する事により、エネルギー効率よく長く走ることができるのではないかな~と、思っております。

200年くらいたったらこの理論が正しかったとなったらいいなぁ~。

And yet,it move.
それでも地球は回っている。(ガリレオ・ガリレイ)