2019年 1月 14日(月・祝)、東京農業大学・グリーンアカデミーホールにて
第22回 馬学講座 が行われました。(参加者:121名)
■冨山拓磨先生(日本装削蹄協会):「日々のフットケアのポイント」
日々のフットケアの主役はだれでしょう?という話から、蹄洗の必要性、蹄油の塗り方のポイント、水分との関係、飼料、敷料など蹄の管理に関する幅広い事項を教えて頂きました。
また、意味を理解した上で手入れをしているか、行為自体が形骸化していないかなどの注意点も示唆されました。
(すいません、写真を撮りはぐりました。反省。)
■青木 修先生(日本ウマ科学会会長・日本装削蹄協会理事):「神が授けた天然の靴・その優れた仕組みと機能」
「ひづめ」とは昔は「皮爪」と書いた。という話しから、実は蹄叉は蹄の部分として最も新しい部分で、それはヒトでいう指紋のある部分に相当する部分である。また、蹄の形状についてや変形蹄はいつできるかなど、今一度基本に立ち返った講義をして頂きました。
参加された方々は今年も大変勉強になり、面白かったと言っておりました。
馬学講座は我々装蹄師の学校の先生、つまり装蹄師の先生の馬の蹄についての確かな情報を直接聞ける大変貴重な機会です。
それは、我々関東装蹄師会の装蹄師達と同じ情報や価値観を共有でき、それがひいては他ならぬ馬のためになると私は思います。
来年も多くの参加をお待ちしております。
m(__)m