平成30年6月9日(土)~10日(日)、装蹄教育センター(宇都宮)におきましてクレイン・関東装蹄師会合同装蹄競技会及び技術研修会が行われました。
合同競技会・競技種目
①装蹄判断競技 (25分)
②造鉄競技
前肢用新標準蹄鉄07タイプ(3分6鉄幹 30cm)
鉄唇付、鑢がけあり、蹄釘MX60 1個
連尾蹄鉄(3分6鉄幹 37cm)
鑢がけあり、蹄釘MX50 1個
計2個 火力制限なし。(45分)
合同競技会の総合優勝者は柴田選手(NAR)でした。
1日目の午後は大西先生による「目打ち」の鍛造でした。
古い鉄鋼ヤスリと自動車のスプリング・コイルから造っていただきました。
身近に色々な材料があると教えていただきました。
2日目は馬事公苑の伊藤先生をはじめとする職員の方々のご協力により、馬場、障碍馬術の模範騎乗とルール解説のレクチャーを、また、教育センターの能登先生からはホンコンジョッキークラブ帯同の報告をスライドで、同センターの富山先生からはガス炉による鍛着の講義がありました。
東京オリンピックも迫り、今一度ルールや馬術の動きの再確認は大変勉強になりました。
個人的にはやはり馬場馬の力強くもゆったりとした動きには圧倒されました。
造鉄、鍛造、講義など2日間とてもバランスのとれた合同競技会・講習会でした。