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鉄床の作り方 など。

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そろそろ鉄床を作りたい・・・

そう思ったあなたに朗報です。 こちらの本に紹介されていました。

かくまつとむ著
「鍛冶屋の教え」 小学館文庫

① 5~6人集めます。
② 河原へ連れていきます。
③ フイゴを2台河原にセットして火を起こします。
④ 1つ10kgくらい(予想)の地金の塊を3個くべます。
⑤ 2つが赤くなったら、接合面に乾いた砂をまいて、合わせてバンバンたたきます。
⑥ 同じ要領でくっついた2つの塊の底にもう一つくっつけます。
⑦ これでおおむね30kgです。
⑧ 上面に土台より少し大きめの玉鋼(和鋼)をつけ、四方を畳むように折り曲げ囲みます。
⑨ 頭の部分を焼いて、みんなで川に運び入れ焼き入れ完了です。
⑩ みんなで祝杯をあげ、出来た鉄床は独立する弟子に持たせます。

さあ! レッツトライ・アンド・エラー!!

今度の研修会の研修内容に推してみようかな~♪。
  ※ 角のあるタイプの鉄床ではありません。
  ※2 写真2枚目のハチノスの上にある四角いブロックが野鍛治の鉄床です。

フイゴというのは「降り子・フリコ」からきていて、天からいただいた大切な道具だそうです。

天から落ちてきたときにミカンの木に引っかかっていたので、フイゴ祭りの時にはミカンを撒く風習があるそうです。

むかーーし むかしは、「米と鉄」を持つ者が強かったそうです。
つまり、「保存食料」と「武器・農具」です。

その一端である「鉄」を自在に操れるようにしてくれた「フイゴ」は昔から有り難いものだったようです。
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