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腸は超大事。

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先日、とある乗馬クラブで「腸は超大事」で有名な大和高原動物診療所の斎藤先生とお仕事をしたので報告させていただきます。

経過の悪い蟻洞症例馬、右前肢。

レントゲンで肢軸や血管の分布状況をチェックしながらの作業でした。

どうやら疼痛によって?あるいは蹄壁の欠如によって?傾いた蹄骨が血管や神経?を圧迫して痛かったようです。
写真オレンジ丸部分の血管が薄くなっているようですが、この程度なら治りそうだとのことでした。

痛いと思われる部分に粘土を詰めて、エクイパックCSを充填、硬化したら粘土を除去して疼痛蹄底部分に空間を設けます。

釘付けが痛くてできないのでアルミ製の蹄鉄を接着装蹄しました。

その場でレントゲンで肢軸や血管が見れるってすごいですね。
蹄葉炎や蟻洞治療の場合血管を見るのが割と重要だそうです。
血管があれば血液が流れるわけだから、栄養分も運ばれてきて組織の再構築が期待できますからね。
今後の蹄葉炎、、蟻洞の治療における大きな判断材料となると思います。

先日、装蹄後1か月経過した様子を見ましたが、良好のようです。(写真1枚目)

斎藤先生の流れるような一連の動きがスバラシイと思いました。
ダジャレだけじゃなかったんだ・・・。
(゜ロ゜;

「腸は超大事」を今年の流行語大賞押しでいきたいと思います。