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ざっくりと 馬頭観音

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遅筆ですいません。
m(__)m

以前から温めていた「馬頭観音」についてやってみたいと思います。

まず初めに。 あまり大きな声では言いたくはないのですが・・・

「役馬と碑(いしび)」という本、アマゾンのマーケットプレイス(中古本)で
1万3000円しました。

まぁ、写真の3冊とも絶版でそれなりの値段はしましたが・・・

馬頭観音の本って、なかなかないんですよね~・・・。

まぁ、でもいいんですよ・・・ 皆様の知識のかけらにでもなってくれたらそれで本望ですよ・・・。1万3000円なんて・・・。

それでは、本題。

そもそもなぜ「馬頭観音」を取り上げたかといいますと、仕事柄茨城県とその隣県を移動することが多いのですが、けっこう目にするんですよね~。

で、

なんでこんなにあるの?? と思ったわけです。 とくに茨城県。地元だし。

馬頭さん、馬頭さん、馬頭さん・・・ 
「罵倒されたお父さん」の略である。
d ( ̄▽ ̄;)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
( ̄ー ̄;)

ウ・・・ ウソである。

実は馬頭観音には二面性があるようだ。

一つは仏教の伝来とともにインドを起源とする「馬頭観音」あるいは「馬頭明王」と呼ばれるいわゆる「仏さま」。

もう一つは民間信仰における「馬頭さま」。

前者は奈良時代にすでに日本に渡来してきたようで、本名(インド名)を「ハヤグリーヴァ・(馬の首を持つ者の意)」の、正真正銘の仏教の仏さま。

後者は(たぶん)江戸時代以降、民間人が農耕、交通手段などで馬を身近に飼い始めてからの神様的存在。

もちろん「卵が先か鶏が先か?」的なことで言うならば、ハヤグリーヴァあっての馬頭さま。

実際に仏教の馬頭観音という仏様がいて、それを後々に民間信仰の馬頭さまにしたということと思われる。

つづく。m(__)m

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